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G20マイアミサミット前にトランプ氏、プーチン氏の出席「不明」と発言 ゼレンスキー氏は三者会談の準備を明かす

トランプ米大統領は2026年12月にマイアミで開かれるG20サミットにプーチン露大統領が出席するかどうか分からないと述べた。ゼレンスキー・ウクライナ大統領は17日、米露ウ三者の首脳会談を米国が提案準備中だとし、G20に合わせた開催やUAE・サウジアラビア・欧州などの案を挙げた。クレムリンはサミット参加の方針は確認したが、プーチン氏本人の出席判断は保留としている。

要点

  • G20首脳会議は2026年12月14〜15日に米マイアミで開催予定
  • トランプ米大統領はプーチン氏のサミット出席について「分からない」と発言、招待する用意があると述べた
  • 2026年9月、米政権はプーチン氏をG20に招待済み
  • ゼレンスキー氏は10月17日、米露ウ三者首脳会談の提案を米国が準備中だと述べた
  • ゼレンスキー氏は開催地としてG20期間中の米国に加え、UAE、サウジアラビア、欧州も候補に挙げた
  • プーチン氏はG20首脳会議を2019年以降個人的に出席しておらず、2022年以降はラヴロフ外相らが代表してきた

なぜ重要か

G20マイアミサミットが、2022年以降ロシア側の拒否で実現しなかった首脳レベルでの米露ウ接触の場となる可能性が出てきた。開催されれば、ロシアによるウクライナ全面侵攻後における重大な外交進展となる一方、確認も成果もないまま終わるリスクもあり、和平交渉の行方を左右する節目となる。

何が起きたか

トランプ米大統領は2026年10月17日、12月14〜15日にマイアミで開催されるG20首脳会議にプーチン露大統領が出席するか「分からない」と述べた。一方でプーチン氏を招く意向を改めて示した。背景には9月の米政権による正式招待があり、クレムリンはG20へのロシア参加方針は確認したものの、プーチン氏本人の出席判断は保留としている。同日、ゼレンスキー・ウクライナ大統領は米国が米露ウ三首脳会談の提案を準備中だと明らかにし、G20期間中の米国開催に加え、UAE、サウジアラビア、欧州を代替候補として挙げた。ゼレンスキー氏はロシア・米国の双方がまだ会談を確認していないと強調し、自身がプーチン氏と直接会う用意があると改めて表明した。

ウクライナメディアの見方

ウクライナ側報道は、ゼレンスキー氏の三者会談への開放姿勢と、UAE・サウジアラビア・欧州という代替開催地案を前面に出す。クレムリンが首脳会談を拒否しモスクワ開催に固執してきた経緯を踏まえ、政治学者のアッバス・ガッリャモフ氏が「プーチン氏を会談に出席させるにはトランプ氏による厳しい圧力(最大限の制裁、ウクライナへのパトリオット・トマホーク供与、ロシア領内への打撃支援など)が必要だ」との見解を紹介している。

報道の食い違い

プーチン氏が実際にトランプ氏やゼレンスキー氏と会談する用意があるかについて、ペスコフ氏は前提条件付きで用意があるとする一方、ゼレンスキー氏はロシア・米国側の双方が会談をまだ確認していないと述べる。また、9月の国連総会期間中のトランプ氏とゼレンスキー氏の会談で、トランプ氏がプーチン氏とのモスクワでの交渉を提案したとされる点について、ブルームバーグは関係者の話として報じたのに対し、ウクライナ大統領府はこれを否定している。

背景

G20首脳会議は2026年12月14〜15日に米国マイアミで開催される。プーチン氏はG20首脳会議を2019年以降個人的には出席しておらず、2022年のロシアによるウクライナ全面侵攻後はラヴロフ外相らが代表を務めてきた。2026年9月、米政権はプーチン氏をサミットに招待。クレムリンはこれまで首脳レベルでの交渉を拒否し、モスクワ開催を条件としてきた経緯があり、ウクライナ大統領府はこのモスクワ開催という前提そのものを否定している。