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ロシアのKAB弾がザポリージャの住宅を直撃、20人死亡・11日に追悼の日

10月10日未明、ロシア軍が誘導航空爆弾(KAB)でザポリージャを攻撃し、集合住宅の入口部分を破壊した。10日朝の段階で20人が死亡、32人が負傷。翌11日朝までに大統領府は23人(うち子ども4人)と公表し、市は11日を犠牲者のための追悼の日と定めた。

要点

  • 10月10日04:48、ロシア軍がKABでザポリージャを攻撃し、3階建て集合住宅の入口を破壊
  • 10日朝の段階で20人死亡、当初の死傷者数の報道では子どもの数の記載にばらつき(3人とする報道と4人とする報道)
  • 当初の負傷者数は少なくとも32人と報じられたほか、州全体での同日1日の集計で37人とする数字も
  • 翌11日朝までに死者は23人(うち子ども4人)に増加とゼレンスキー大統領が発表
  • 犠牲者の中には第63ギムナジウム1年のエリザヴェータ・ソロジシナさんと第4ギムナジウム8年のアンナ・ムル・ザクさんを含む
  • ソロジシナさんは被弾した叔父宅を訪問中と報じられ、月末に7歳の誕生日を迎えるところだった
  • 救助隊が約320トンの建設がれきを除去、ドネツク州とドニプロペトロフスク州から派遣された犬の捜索チームも活動
  • 市は11日日曜日を犠牲者の追悼の日と定めた

なぜ重要か

ザポリージャへの住宅直撃弾による市民犠牲者は、子どもを含む多数の死者を出し、ザポリージャ州全体への904回の攻撃と同日の広範な爆撃と並行して発生した。死者2人の学校や状況(親族宅訪問中、月末の誕生日)が明らかにされており、当局が公式に追悼の日を定めた点も重大である。

何が起きたか

10月10日04:48頃、ロシア軍は誘導航空爆弾(KAB)でザポリージャを攻撃し、市内の3階建て集合住宅の入口(階段室)を破壊した。10日朝の段階で、20人が死亡、少なくとも32人が負傷。被害建物周辺では他の建物や民家も損傷した。救助隊は構造物を取り壊し、約320トンの建設がれきを除去。ドネツク州およびドニプロペトロフスク州から派遣された犬の捜索チームを含む捜索救助活動は完了した。犠牲者の中には、第63ギムナジウム1年のエリザヴェータ・ソロジシナさんと第4ギムナジウム8年のアンナ・ムル・ザクさんがおり、ソロジシナさんは叔父宅への訪問中で、月末に7歳の誕生日を迎えるところだった。10月11日朝の時点でゼレンスキー大統領とザポリージャ州非常事態庁のユリア・バリシェファ報道官は死者を23人(うち子ども4人)と確認。市は11日を犠牲者のための追悼の日と定めた。同日のザポリージャ州全体では51の居住地域に904回の攻撃が行われ、20人死亡、37人負傷と報じられた。

ウクライナメディアの見方

ウクライナ各社は子どもの犠牲者の個人名・在籍校・状況を具体的に報じ、被害の人間的な側面に重点を置いた。ソロジシナさんが叔父宅を訪問中で、月末に7歳の誕生日を迎えるところだったという詳細を報じたのは、市議会書記のレジーナ・ハルチェンコ氏の発言に基づく。加えて同日のザポリージャ州全体(51の居住地域への904回の攻撃)と市内のKAB攻撃を一連の動きとして報じ、ロシア軍による市民への意図的な攻撃と位置づけた。

報道の食い違い

報道により当初の死者20人のうち子どもの数にばらつきがあり、ウクライナ通信(Інтерфакс-Україна)は4人、公共放送(Суспільне Новини)は3人と伝えた。負傷者数についても、当初の32人とする報道、非常事態庁が伝えた17人(うち子ども3人)、州全体での同日集計の37人とする数字がある。被害を受けた建物については、ウクルインフォルムは3階建て、別の報道(НВ)は5階建てと記述している。

背景

ザポリージャは戦争中、ロシア軍の航空爆撃を繰り返し受けてきた都市で、誘導航空爆弾(KAB)が住宅地域に対して繰り返し使用されてきた。今回の攻撃で破壊されたのは3階建て集合住宅の入口部分で、近隣の建物や民家にも被害が及んだ。