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ゼレンスキー大統領、ロシア本土への新たな長距離攻撃を承認と発表

ウクライナのゼレンスキー大統領は9月19日、ロシアによるウクライナへの攻撃への報復として、ロシア領内への新たな長距離攻撃目標を承認したと発表した。決定はハルマ国防相とドラパティイ軍総司令官からの報告を受けた上で下された。ゼレンスキー氏はウクライナの長距離戦力の拡大を進めているとも述べ、米国のトランプ大統領がロシア精油所の攻撃停止を求めていたとされる中でも発表が行われた。

要点

  • ゼレンスキー大統領は9月19日、ロシアによる攻撃への報復として、ロシア領内への新たな長距離攻撃目標を承認したとTelegramで発表した
  • 決定はハルマ国防相とドラパティイ軍総司令官からの報告・ブリーフィングを受けた上で下された
  • ゼレンスキー氏は「新たな長距離作戦を承認した。ロシアの攻撃への報復だ。わが国の長距離能力の拡大を進めている」と述べた
  • 6月25日に承認された40日作戦の枠内で、ロシアの石油精製所、化学工場、防衛工場が攻撃対象とされると報じられた
  • 8月4日のSBU発表では、40日作戦の期間中に露国内と一時占領下の領土で100以上の戦略目標、2万1000以上の前線目標を攻撃したとされた
  • トランプ米大統領は最近、ロシア精油所への攻撃中止をゼレンスキー氏に求め、その理由としてディーゼル燃料の不足が生じていると主張したとされる

なぜ重要か

この発表は、ロシア領内の軍事・石油・産業施設に対するウクライナの長距離戦作戦の拡大を示している。トランプ米大統領がロシア精油所への攻撃停止を求めていたとされる中でも発表が行われたことで、対米関係における緊張がうかがえる。ゼレンスキー氏は攻撃をロシアによるウクライナへの攻撃への報復と位置づけ、6月25日に承認された40日作戦と結びつけている。

何が起きたか

ゼレンスキー大統領は9月19日、自身のTelegramチャンネルを通じて、ロシアによるウクライナへの攻撃への報復としてロシア領内への新たな長距離攻撃目標を承認したと発表した。決定はハルマ国防相とドラパティイ軍総司令官からの報告・ブリーフィングを受けた上で下された。ゼレンスキー氏はウクライナの長距離能力の拡大を進めているとも表明した。会合ではさらに、医療部隊司令部の指導部交代に伴う管理制度と対応システムの更新や、ウクライナ国防軍で服務する外国人義勇兵のリクルートに関する規制枠組みの見直しについても話し合われた。ゼレンスキー氏は、リアクト型シャヘド無人機対策に取り組むウクライナの兵器開発者や技術者にも謝意を表明し、実際の運用で有効性が確認された成果が複数あると述べた。

ウクライナメディアの見方

提供された6本のウクライナ語報道機関は、いずれもゼレンスキー氏による発表を一律に肯定的に報じており、新たな長距離作戦の承認と長距離能力の拡張を、ロシアの攻撃に対する直接的な対応として強調している。ウクライナの報道では、ゼレンスキー氏、ハルマ国防相、ドラパティイ軍総司令官が意思決定者として中心に据えられ、攻撃は正当な報復であり、ロシアの戦争遂行能力を低下させる手段として描かれている。

報道の食い違い

提供された情報源の間で、ロシア精油所への攻撃をめぐって立場が対立している。トランプ米大統領は、攻撃がディーゼル燃料の不足を招いていると主張して、ゼレンスキー氏に攻撃停止を求めたとされる。これに対し、ゼレンスキー氏は新たな長距離作戦の承認を発表し、長距離能力の拡張を進めていると述べており、ウクライナの作戦継続の方針を示している。

背景

6月25日、ゼレンスキー氏は敵国に圧力をかけて戦争終結を促すための40日作戦を承認し、8月4日にはSBUの新作戦を承認したと報じられた。8月4日のSBU発表によれば、この40日作戦の期間中に露国内と一時占領下のウクライナの領土で100以上の戦略的目標が攻撃され、前線では2万1000以上の目標が攻撃されたとされた。これには、エンゲルス、ハンスカヤ、サキーなどロシアの軍用飛行場や、S-400防空システム関連のレーダー、14カ所の精油所、石油ターミナル、シャドーフリート関連タンカーなどが含まれるとされる。最近、トランプ米大統領は、ロシア精油所への攻撃がディーゼル燃料の不足を生じさせているとして、ゼレンスキー氏に攻撃停止を求めているとされる。