EU、SAFEの余剰資金からウクライナとの共同プロジェクトに少なくとも100億ユーロを投入へ
欧州委員会は、SAFE(欧州安全保障行動)の余剰資金から少なくとも100億ユーロを使ったウクライナとの共同プロジェクトの新プログラムを開始するとブリュッセルで発表した。最終的な金額は未締結のローン契約の締結次第だが、ウクライナ企業は当初からSAFEに統合されている。同時にEUはウクライナの防衛需要に33億ユーロを割り当てる。
要点
- 欧州委のトマース・ルニエ報道官がブリュッセルでSAFE余剰資金を使った対ウクライナ共同プロジェクトの新プログラム開始を発表
- 共同プロジェクトに振り向けられるのは少なくとも100億ユーロ
- 最終額は未締結のSAFEローン契約の締結次第
- ハンガリーのSAFE計画はまだ承認が必要で、資金が完全に利用可能になる前提条件となっている
- ウクライナは当初からSAFEに完全参加しており、ウクライナ企業も融資を受けて参画できる
- 欧州委のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長が水曜日(9月17日)に発表
- EUはウクライナの防衛ニーズに33億ユーロを割り当てる
なぜ重要か
この発表により、ウクライナ企業との共同プロジェクト向けにEU資金の新たな大型プールが解放される。SAFEへのウクライナの完全参加が改めて確認されたことで、同国企業はEU加盟国と並んで同措置に関与し続けることになる。また、並行して行われる33億ユーロの防衛割当は、ウクライナへのEU軍事支援が継続していることを裏付けている。
何が起きたか
欧州委員会はブリュッセルで、SAFEの余剰資金を使った対ウクライナ共同プロジェクトの新プログラムを立ち上げると発表した。共同プロジェクトに充てられるのは少なくとも100億ユーロで、最終額は残りのSAFEローン契約の締結状況に左右される。ハンガリーのSAFE計画はまだ承認されておらず、資金が完全に利用可能となる前の前提条件となっている。SAFEの融資はEU加盟国が引き受ける仕組みだが、ウクライナは当初から完全参加者であり、ウクライナ企業も融資を受けて関与できる。さらに同委員会は、ウクライナの防衛ニーズ向けに33億ユーロを割り当てたとされ、ウクライナへの軍事支援を継続する姿勢を示した。