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ポーランドのシロンスキ外相、ウクライナEU加盟交渉のクラスター開放を阻止しないと表明

ポーランドのラドスワフ・シロンスキ外相は13日、ウクライナの首都キーウでアンドリー・シヒハ外相との共同記者会見に応じ、ウクライナのEU加盟交渉におけるクラスターの開放をポーランドが阻止しないと述べた。同時に、加盟交渉は容易なものではないと指摘し、ロシアによる爆撃がポーランド国境付近の安全保障に影響していると訴えた。

要点

  • ポーランドのラドスワフ・シロンスキ外相は、ウクライナのEU加盟交渉クラスターの開放を阻止しないと表明した
  • 発言はキーウでのウクライナのアンドリー・シヒハ外相との共同記者会見で行われた
  • シロンスキ氏は欧州委員会がウクライナは既に加盟交渉の準備ができていると判断していると述べた
  • シロンスキ氏は、ウクライナが連合協定(DCFTAを含む)の実施を完了すれば、正式加盟前にEU単一市場に参加できると指摘した
  • シロンスキ氏はクラスター開放は迅速な合意を意味しないと警告した
  • 1日、ハンガリーはクラスター2と3のスクリーニング結果の承認を拒否し、ウクライナにハンガリー少数民族関連の法整備を求めた

なぜ重要か

EU加盟には全加盟国の同意が必要であるため、ポーランドの非阻止姿勢は、ウクライナが追加の交渉クラスターを開くための障害を一つ取り除くものとして重要である。シロンスキ氏はウクライナの加盟過程をポーランド自身の経験に重ね合わせ、政治的支持を強調した。さらに、クラスター開放を迅速な合意と同一視しないよう釘を刺しており、交渉の長期的・段階的な性格も示した。加えて、ロシアによる国境付近の爆撃を安全保障上の脅威と直接関連づけ、ポーランドとウクライナの安全保障は不可分であるとの立場を明確にした。

何が起きたか

ポーランドのラドスワフ・シロンスキ外相は13日、キーウでウクライナのシヒハ外相と共同記者会見を行った。シロンスキ氏はポーランドがウクライナのEU加盟交渉におけるクラスターの開放を阻止しないと明言した。同氏は欧州委員会がウクライナは既に加盟交渉の準備ができていると判断していると述べ、連合協定(DCFTAを含む)の実施を完了すれば、正式加盟前でもEU単一市場の一部となり得ると指摘した。一方で、クラスターの開放は迅速な合意を意味しないとも警告した。安全保障の面では、シロンスキ氏はロシアによる爆撃がポーランド国境から数百メートルの地点で行われていると指摘し、ポーランドとウクライナの安全保障は不可分であると主張。ロシアの「テロリズム」は既に欧州圏内に入り込んでおり、ハイブリッド戦争が物理的な形で行われていると訴えた。背景として、ウクライナではこれまでに「基礎」「対外関係」の2クラスターが開かれており、秋にさらに4クラスターの開放が現実的と見込まれている。

ウクライナメディアの見方

ウクライナ側はこれをキーウでの共同ブリーフィングとして報じた。ウクライنافの外相は追加のクラスター開放という前向きなシグナルと位置づけ、ウクライナ当局は秋に4つの交渉クラスターが新たに開かれる可能性があるとの見方を示した。

海外メディアの見方

提供された資料には、ウクライナ国外の報道機関による独立した国際的フレーミングは含まれていない。

背景

これまでEU加盟交渉では、6月15日に全27加盟国が「基礎」クラスターを承認し、7月14日にEU・ウクライナ政府間会合で第6クラスター「対外関係」が正式に開放された。9月1日、ハンガリーは少数民族関連法案の整備を理由にクラスター2と3のスクリーニング結果を承認しなかった。ウクライナの在ハンガリー大使は年内に全クラスターが開かれる可能性があると述べるなど、ウクライナ側は前進を目標としている。ポーランド国内では、国防相がOUN・UPA関連の政策変更を求めると発言、大統領が農業への脅威を理由に反対を表明する一方、首相は支持を取引材料にしないと述べるなど、立場が分かれている。7月の世論調査では、ポーランド国民の52%がウクライナのEU加盟に反対している。