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英米軍フェアフォード基地近くで拘束、爆発物関連容疑で―トランプ氏が「素晴らしい」と称賛

英イングランド南西部グロスターシャー州の米空軍フェアフォード基地近郊で9月27日、「重大な事件」を巡り複数の男が拘束された。容疑は爆発物法違反で、近隣の村ウェルフォードの住民はレジャーセンターに避難させられた。トランプ米大統領は被疑者が「長期間の監視下にあった」「基地への大きな損害を計画していた」と述べたが、容疑者とイランとの関連は確認されていない。

要点

  • 9月27日、英グロスターシャー州の米空軍フェアフォード基地近郊で複数の男を拘束
  • 容疑は爆発物法違反、テロ準備の疑いも―対テロ警察が捜査
  • 近郊のウェルフォード村では住民をレジャーセンターに避難、軍の技術部隊が車両を検査中
  • 武装警察が村周辺の警戒線を確保、危険物対応チームを含む多数の緊急出動態勢
  • トランプ米大統領が「素晴らしい」逮捕と英米協力の成果を称賛
  • 当局は容疑者とイランとの関連を確認・認定していない
  • 背景には7月のIRGC(イラン革命防衛隊)による警告や、イランによる在欧米施設への打撃検討の報道

なぜ重要か

今回の事件は英国領土内での米軍基地を標的としたとされる未遂事件であり、テロ対策・対諜報体制の動員を伴った重大な治安事案である。同基地はイランとの中東紛争における米軍作戦に使用されており、7月にはIRGCが同基地からの爆撃機発進を許さないよう警告していた経緯もあり、イラン情勢の欧州への飛び火リスクが改めて浮き彫りとなった。トランプ米大統領が自ら声明を出した点でも、事件の超大西洋的政治的重要性が際立つ。一方、当局は容疑者とイランとの結びつきを確認しておらず、動機の全容は依然として不明である。

何が起きたか

英グロスターシャー州の米空軍フェアフォード基地から数キロに位置するウェルフォード村で9月27日、「重大な事件」が発生した。複数の男が爆発物法違反の容疑で拘束され、対テロ警察がテロ未遂の疑いで捜査を進めている。住民は近隣のレジャーセンターに避難し、村近郊には武装警察が警戒線を設置。英軍の専門爆発物処理部隊が複数の車両を検査しており、危険物対応チームを含む多数の緊急サービスが投入された。

トランプ米大統領は、被疑者が長期間にわたり監視対象になっていたと述べ、米空軍基地への「大きな被害」を計画していたと主張。今回の拘束を「素晴らしい」と称賛し、英国との協力が「信じられないほど良好」であったと述べた。一方で、当局は容疑者とイランとの間のいかなる関連も確認・認定しておらず、想定される犯行動機についても公式な発表は行われていない。

Reutersは、フェアフォード基地で保安措置が強化されたと報じた。同基地は中東紛争における対イラン米軍作戦に使用されてきた経緯があり、背景要因として警戒水準の底上げが続いていた可能性がある。

ウクライナメディアの見方

ウクライナ側メディアは、7月のIRGCによるフェアフォード発進の爆撃機に対する警告や、8月のFinancial Timesによる在欧州米施設へのイランによる報復打撃検討の報道など、より広範な米・イラン緊張の中で今回の事件を位置づけている。また、トランプ氏の発言を大きく取り上げ、事件を英米対テロ協力の成果として枠付ける姿勢を重視している。

背景

フェアフォード基地は中東紛争における対イラン米軍作戦に使用されてきた。7月には、イランの革命防衛隊(IRGC)が同基地からの米爆撃機の発進を許容しないよう警告したことを受け、英国は自国軍が防衛準備態勢にあると表明。NATOもすべての同盟国を守るために必要な措置を取る用意があるとの姿勢を示した。さらに8月には、Financial Timesが、米国のさらなるエスカレーションに備え、イランが南東欧の米施設への打撃を検討し始めたと報じていた。