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Зеленський氏の発言を欧州に──バビシュ氏、欧州共通の防空システム「ユーロ・パトリオット」を提唱

2026年9月17日、プラハ防衛サミットでアンドレイ・バビシュ氏が、欧州独自の対ミサイル防衛システム「ユーロ・パトリオット」の創設を提案した。同氏はこれをNATOへの欧州の貢献強化策と位置づけ、米国と競合するものではないと述べた。

要点

  • チェコのバビシュ氏がプラハ防衛サミットで欧州共通の対ミサイル防衛システム「ユーロ・パトリオット」を提案
  • バビシュ氏によると、欧州のパトリオットはNATOへの欧州の貢献を強化し、米国と競合するものではない
  • バビシュ氏は1970年代のエアバス計画を、欧州共同の防衛産業協力の前例として挙げた
  • ゼレンスキー氏はNATO summitで欧州に対し、弾道弾・対弾道・対ドローン防衛システムの独自開発を呼びかけた
  • バビシュ氏は欧州がパトリオット防空システムの迎撃ミサイスの製造ライセンスを取得する可能性に言及

なぜ重要か

バビシュ氏の提案は、米国のシステムと並行して欧州が独自の対ミサイル防衛能力を構築する具体的な構想であり、ウクライナが強調してきた脅威への対応として位置づけられる。実現すれば、パトリオット迎撃ミサイスの欧州生産ライセンス取得につながり、大陸の防衛産業基盤を再編しうる。

何が起きたか

2026年9月17日、プラハ防衛サミットでの演説で、チェコのアンドレイ・バビシュ氏が欧州共通の対ミサイル防衛システム「ユーロ・パトリオット」の創設を提案した。バビシュ氏はこれをNATOへの欧州の貢献強化策と位置づけ、米国との競合ではないと述べた。ゼレンスキー氏がNATO summitで欧州に対し、弾道弾・対弾道・対ドローン防衛システムの独自開発を求めたことに言及し、これに応じた形となった。またバビシュ氏は1970年代のエアバス計画を欧州共同の防衛産業協力の成功例として挙げ、欧州がパトリオット迎撃ミサイスの製造ライセンスを取得する可能性にも言及した。

報道の食い違い

出典の1つは関連するNATO summitを「アンカラで開催」とのみ記しているが、別の出典はこれを「アンカラでのNATO-2026 summit」と特定している。

背景

バビシュ氏は欧州共同の防衛産業協力の前例として1970年代のエアバス計画を引き合いに出した。ある報道は、こうしたシステムをいわゆる「NATO 3.0」に向けた一歩と位置づけている。また、ウクライナは欧州諸国とフレイヤ計画を立ち上げ、ミサイル防衛ソリューションを探求しており、年末までに試験を開始することを目指しているとも報じられている。