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ロシア、ポーランド国境検問所をドローン攻撃

2026年9月15日、ロシアはポーランドとウクライナの国境にあるヤホディン検問所付近でドローン攻撃を実施し、キエフ発ワルシャワ行きの旅客列車の機関車と周辺のトラック、ガソリンスタンドを攻撃した。外国人要人らを乗せた別の列車も同地域を通過していたが、死者は報告されていない。

要点

  • 2026年9月13日、ロシアのドローンがポーランド国境から約1kmのヤホディン検問所付近でトラックとガソリンスタンドを攻撃
  • 同日数時間後、キエフ発ワルシャワ行き旅客列車の機関車が同地域付近でドローンに撃撃された
  • カール・ビルト元スウェーデン首相、ボリス・ジョンソン元英国首相、サンナ・マリン元フィンランド首相、フリードリッヒ・メルツ独首相の外交・安保顧問ギュンター・ザウターらを乗せた列車が攻撃直前に同エリアを通過していた
  • 元CIA長官デビッド・ペトレアスも別の列車に搭乗していたが、国境を越える前に攻撃が発生
  • 攻撃による死者は確認されておらず、ウクライナ鉄道は被害を受けた機関車の乗員にけがはなかったと発表
  • ウクライナのアンドリー・シビハ外相は9月15日、大規模侵攻開始以来ロシアが500両以上の機関車を損壊・破壊したと述べる
  • 2022年以降、ウクライナ国境検問所はロシアの攻撃を11回受けており、うち7回は2026年に発生
  • ドイツのメルツ政権は月曜日、安全情勢が再評価されるまで高官のウクライナ向け列車移動を停止すると発表
  • ウクライナは空域が長期閉鎖されているため、メルツ首相らはポーランドからの特別夜行列車でウクライナを訪問していた
  • ウクルザリズヌィツィア(ウクライナ鉄道)によれば、ドローンはメッシュ接続型の「メッシュシャヘド」であったとされ、迎撃困難との見方も示されている

なぜ重要か

NATOおよびEU加盟国であるポーランドとの国境検問所へのロシアのドローン攻撃は、ウクライナ支援で結束する西側諸国の政治的・軍事的関与への圧力を強めるものであり、ウクライナと欧州を物理的につなぐ主要回廊の安全を直接脅かす行為でもある。

何が起きたか

2026年9月13日、ロシアのドローンがポーランド国境に近いウクライナのヤホディン検問所付近を2度にわたって攻撃した。最初の攻撃ではトラックとガソリンスタンドが標的となり、数時間後にはキエフからワルシャワへ向かう旅客列車の機関車に対しても2回目の攻撃が行われた。被害を受けた列車には、死傷者はいなかったとされる。乗客の一人、オレナ・シモノヴァさんは、機関車攻撃の直前に避難させられた。当時、欧州の元・現職政治家や高官を乗せた列車もほぼ同じ時間帯に同地域を通過していた。欧州議会の議員であるオランダのレイニエール・ファン・ランスホト氏は、欧州議会での演説で、自身が搭乗していた列車がポーランドに入った数分後にドローンが同じ場所を攻撃したと証言した。ドイツ政府は9月15日、安全情勢を再評価するまでメルツ首相を始めとする高官のウクライナ向け列車移動を停止すると発表した。ウクライナのシビハ外相は、ロシアが大規模侵攻以降500両以上の機関車を破壊したと指摘し、鉄道設備の代替で国際支援を呼びかけた。ウクライナの鉄道運営会社ウクルザリズヌィツィアによると、使用されたドローンはネットワーク接続型の「メッシュシャヘド」型で、迎撃がより困難とされる。