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ウクライナ軍、ロストフ州の光学機器工場を攻撃 衛星画像で5棟以上の被害確認

ウクライナ国防軍は2026年9月26日深夜、ロシア・ロストフ州アゾフ市のアゾフ光学機械工場を攻撃した。OSINTプロジェクトの衛星画像により、少なくとも5つの生産棟に被害が確認された。ウクライナ海軍報道官は、工場が複数のロシア・ミサイル計画に部品を供給していたと述べた。

要点

  • 2026年9月26日深夜、ウクライナ国防軍がロストフ州アゾフ市のアゾフ光学機械工場を攻撃
  • 少なくとも5つの生産棟が被害を受け、鋳造棟№022では火災と建物倒壊が発生
  • 光学機器製造棟№008には南西側から2発、組立棟№009には少なくとも3発、めっき棟№010には1発が命中
  • 攻撃にはウクライナの巡航ミサイル「ネプチューン」とロケットドローン「ルタ」「パリャヌィツィア」「バルス」が使用された
  • OSINTプロジェクト「Absolutno nadiyne dzherelo(アブソリュトノ・ナディイネ・ジェレロ)」が9月27日に衛星画像を公開
  • 同工場はロシアの戦術ミサイル装備Corporation傘下で、X-101など少なくとも7種のミサイル計画に関与していたと分析グループが指摘
  • ウクライナ海軍報道官ドミトロ・プレテンチュク氏は、部品供給網が露国防産業の「最も弱い環節」だと述べた

なぜ重要か

標的となった工場はロシアの戦術ミサイル装備Corporationの一部であり、光学機器やレーダーシーカーなど複数のロシア・ミサイル計画に使用される部品を製造している。同工場への被害は、ミサイル製造・維持能力に影響を与える可能性がある。また、攻撃には国産の巡航ミサイル「ネプチューン」とロケットドローンが併用され、ウクライナの深部への長距離打撃能力の幅を示している。衛星画像を通じて被害が公開されたことで、ロシア国防施設の攻撃に関する異例のほど詳細な公文書が残された。

何が起きたか

2026年9月26日深夜、ウクライナの国防軍はロシア・ロストフ州アゾフ市のアゾフ光学機械工場を攻撃した。ウクライナ軍参謀本部は9月26日、攻撃を実施したと発表。攻撃にはウクライナの巡航ミサイル「ネプチューン」とロケットドローン「ルタ」「パリャヌィツィア」「バルス」が使用された。OSINTプロジェクト「Absolutno nadiyne dzherelo」が9月27日に公開した衛星画像により、5棟以上の生産棟への被害が確認された。鋳造棟№022は火災と建物倒壊が発生。光学機器製造棟№008は南西側から2発を受けてファサードが崩壊。組立棟№009には少なくとも3発、めっき棟№010には1発が命中。機械加工棟も2発を受け、1発で屋根が崩落した。ウクライナ軍参謀本部は鋳造棟での火災と5棟での設備損壊を報告。

報道の食い違い

日付の表現にわずかな差異がある。Новинарняの記事は「2026年9月26日の深夜」と明記しているが、НВとУкрінформの記事は「9月26日」とだけ記しており、年や「深夜」の修飾がない。実際の発生日は一致しているが、時期の表現が若干異なる。

背景

アゾフ光学機械工場はロシアの戦術ミサイル装備Corporation(Тактичне ракетне озброєння)に属し、光学機械・光電子機器、 artillery・ missile・対戦車兵器の電子システム、 tactical誘導ミサイル用レーダーシーカーを専門とする。分析グループDallas Analyticsによれば、同工場はX-101戦略巡航ミサイル、R-37M空対空ミサイル、X-35U、X-59/X-69、X-31P、Oreshnik弾道システムを含む少なくとも7つのロシア・ミサイル計画のサプライチェーンに関与していたとされる。ウクライナ海軍報道官ドミトロ・プレテンチュク氏は、工場が露軍用兵器の部品を製造していたと指摘し、部品供給網がロシア国防産業の「最も弱い環節」であると述べた。