ゼレンスキー氏とメルツ独首相が電話会談、9月の追加防空支援とドローン協定で合意
ウクライナのゼレンスキー大統領はドイツのメルツ首相と電話会談を行い、ライプツィヒ飛行場への攻撃事件や両国のドローン分野での協力協定(Drone Deal)について協議した。ゼレンスキー氏は9月中にドイツから新たな防空パッケージを受け取ると発表し、両首脳は対面での会談でも合意した。
要点
- ゼレンスキー氏とメルツ独首相が電話会談を実施
- 会談ではライプツィヒ飛行場への攻撃事件を協議
- ゼレンスキー氏は同事件を「新たなロシアによるエスカレーション」と位置付け
- 両国のチームはドローン協定「Drone Deal」の最終調整中
- ゼレンスキー氏は9月中にドイツから新たな防空パッケージを受け取ると発表
- ドイツは追加のIris-T用ミサイルと数千機の攻撃ドローンを9月に供与する方針
- 両首脳は対面会談を行うことで合意
なぜ重要か
メルツ独首相との電話会談は、ウクライナへの軍事支援を継続・拡大するドイツの政治的意志を示すものだ。特に防空分野の新たなパッケージはロシアの継続的な空爆への対応力を直接強化する。加えて、ライプツィヒ飛行場への攻撃事件を受け、両国の安全保障上の利害が直接結びつき、協力関係が従来の武器供与を超えてドローン共同開発や情報機関間の連携へと広がっている点が重要である。
何が起きたか
ウクライナのゼレンスキー大統領とドイツのメルツ首相は2026年9月2日に電話会談を行った。ドイツ政府報道官のシュテファン・コーネリウス氏によると、メルツ氏は自身が前日に発表したライプツィヒ空港へのハイブリッド攻撃の背後関係についてゼレンスキー氏に伝えた上で、ドイツが同事件に対して講じた対応策について説明した。ゼレンスキー氏はこの攻撃を「新たなロシアによるエスカレーション」と呼び、ウクライナはドイツに対し専門知識、経験、その他の形で協力する用意があると表明した。両首脳は「Drone Deal」と呼ばれるドローン分野での二国間協定の文案を最終調整中であり、ゼレンスキー氏はこの協力が両国の防衛能力を高めるとしている。さらにゼレンスキー氏は、9月中にドイツから新たな防空パッケージを受け取ると発表し、報道によれば追加のIris-T用ミサイルと数千機の攻撃用ドローンが含まれる。両首脳は対面での会談を行うことでも合意した。
ウクライナメディアの見方
提供された情報源は全てウクライナ語メディアであり、ゼレンスキー氏自身のSNSでの報告に直接依拠している。これらの報道は、ロシアによるエスカレーションとしてのライプツィヒ事件というゼレンスキー氏自身のフレーミングを中心に据え、ウクライナ国民の命を守るためのドイツのリーダーシップと支援への謝意を強調している。今回の電話会談の主要な成果として、新たな防空パッケージの供与発表を位置付けている。