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ポーランドが同日2度にわたり軍用機を緊急発進、ロシアのウクライナ西部空襲を受け

ポーランドはロシアによるウクライナ西部へのドローン攻撃を受け、同日2度にわたり軍用機を緊急発進させ、ルブリンとジェシュフ空港の運用を一時停止した。空域防衛とレーダー監視を高警戒態勢に切り替え、リトアニアでは同日、推定ドローンの残骸が発見された。

要点

  • ロシアによるウクライナ西部への攻撃を受け、ポーランドは同日2度にわたり軍用機を緊急発進させた
  • ルブリンとジェシュフの両空港が一時的に運用停止となった
  • ポーランド地上配備の防空システムとレーダー監視を高警戒態勢に引き上げた
  • ポーランド政府安全保障センター(RCB)がルブリン県とポドラカルパチェ県住民に警報を発令し、いずれも後に解除された
  • リトアニアのジュオドニャイ/ジュオドニス村で推定ドローンの残骸が発見され、ポーランドから侵入した可能性が指摘されている
  • ラトビアとリトアニアも同日未明、未知の物体をめぐり航空警報を発令し、同盟国の軍用機を起動させた
  • ウクライナのゼレンシキー大統領は前週だけでロシアがドローン約2,700機、航空爆弾1,700発、ミサイル66発(大半が弾道ミサイル)を発射したと述べた

なぜ重要か

ロシアによるウクライナ西部への打撃がNATOの隣接領域に波及し、同盟国の空域安全措置や民間航空に影響を及ぼしている。ポーランドでの空港運用停止、リトアニアでのドローン残骸発見、ラトビア・リトアニアでの航空警報は、ウクライナ戦争の無人航空機による越境・通過リスクが地域全体に及んでいることを示している。

何が起きたか

ポーランド軍作戦司令部は、ロシアによるウクライナ西部へのドローン攻撃を受け、ポーランド空域内で軍用機を運用していると発表した。地上配備の防空システムとレーダー監視は予防措置として高警戒態勢に置かれた。ルブリンとジェシュフの空港は軍用機の活動により一時的に運用を停止した。ポーランド政府安全保障センター(RCB)はルブリン県住民に、ロシアによるウクライナ領土への空爆とポーランド空域での軍用機運用に関する警報を発令し、その後解除した。数時間後にはポドラカルパチェ県住民にも同様の警報が出され、約1時間後に解除された。ウクライナの西部リヴィウ州では、ウクライナ防空軍がマリーヒウ上空でロシア製ドローンを撃墜し、倉庫建物が炎上した。同日の未明にはラトビアとリトアニアも未知の物体をめぐり航空警報を発令しており、リトアニアのパスヴァリス地区ジュオドニャイ/ジュオドニス村では推定ドローンの残骸が発見されている。

報道の食い違い

ウクライナ側出典の間で、リトアニアでドローン残骸が見つかった村の地名表記に揺れがある。「Європейська правда」は「Juodoniai」、「ЛІГА.net LB.ua」と「Укрінформ」は「Juodonys」と表記している。

背景

同日未明、ラトビアとリトアニアは未知の物体をめぐり航空警報を発令し、同盟国の軍用機を起動させた。リトアニアのパスヴァリス地区ジュオドニャイ/ジュオドニス村では推定ドローンの残骸が回収され、リトアニア当局はポーランドから侵入した可能性があると示唆した。ポーランド当局はルブリン近郊でポーランド空域を侵犯した可能性のある物体を捜索した。ウクライナの西部リヴィウ州では、ロシア製ドローンがマリーヒウ上空で撃墜され倉庫が炎上した。ゼレンシキー大統領は前週だけでロシアが攻撃ドローン約2,700機、航空爆弾1,700発、ミサイル66発(大半が弾道ミサイル)を発射したと述べた。