ロシア、10月17日の夜にウクライナへ大規模ミサイル・ドローン攻撃—防空が293目標を撃破
ロシア軍は10月17日の夜(16日18時開始)にかけて、ウクライナに対しイスカンデルM/KN-23弾道ミサイル、X-22/32巡航ミサイル、Kalibr巡航ミサイル4発、攻撃ドローン332機を投入した。ウクライナ防空部隊は午前8時時点で293の空中目標(Kalibr4発とドローン289機)を撃破または無力化したが、22地点で着弾が確認され、3地点では墜落した破片の影響が出た。ヘルソン州ハルソンでは緊急医療服务的運転手(64歳)が死亡、12人が負傷し、ザポリージャやリフネでも被害が出た。
要点
- 攻撃は10月16日18時に始まり、17日朝まで継続—複数のロシア製ドローンが依然として空域に残っていた
- 使用された兵器:イスカンデルM/KN-23弾道ミサイル、X-22/32巡航ミサイル、Kalibr巡航ミサイル4発、攻撃ドローン332機(うち31機はジェット推進型)
- ドローンにはShahed、S-8000「Banderole」、「Gerbera」、おとり用「Parodia」型が含まれる
- 防空部隊は293目標を撃破(Kalibr4発、ドローン289機、シェット込みズ23機を含む)
- 22地点で着弾、3地点で撃破目標の破片落下を確認
- ハルソンでは朝の空爆で緊急医療服務車の運転手(64歳)が死亡、負傷者は12人(生後1か月の乳児を含む家族も)
- ザポリージャでは住宅が損壊し5人が負傷(子供1人)、ヴィーンヌィツャでは停電、リフネでは企業が被害、ハルィウでは前夜までの攻撃で15人が負傷(子供3人)
なぜ重要か
この攻撃は、ロシアが弾道・巡航ミサイルと332機のドローン(ジェット推進型31機、防空網を飽和させるおとりドローンを含む)を組み合わせた大規模な複合攻撃であり、ウクライナの防空能力を試すものだ。防空部隊は293目標を迎撃したが、22地点への着弾を許しており、ハルソンでの民間人死者、リフネ・ヴィーンヌィツャ・ザポリージャなど複数地域でのインフラ被害が生じている。
何が起きたか
ロシア軍は10月16日18時から17日早朝にかけて、ウクライナに対しイスカンデルM/KN-23弾道ミサイル、X-22/32巡航ミサイル、Kalibr巡航ミサイル4発、攻撃ドローン332機による複合攻撃を実施した。弾道ミサイルはロシアのヴォロネジ州・コストフ州および一時占領下のクリミアから、巡航ミサイルは占領下クリミア上空から、Kalibrはノヴォロシースクから発射された。ドローンはオレリ、ブリアンスク、クルスク、プリモルスコ=アフタルスク(ロシア)と占領下のドネツク、クリミアのがルダイシケからも発射された。
ウクライナ空軍によれば、午前8時時点で防空部隊は293の空中目標(Kalibr4発とドローン289機、ジェット推進型23機を含む)を撃破または無力化した。22地点で直接命中、3地点で撃破破片の落下があった。攻撃は依然継続中で、複数のドローンがウクライナ空域に残っていた。
民間被害は広範囲に及んだ。ハルソンでは朝の空爆で緊急医療サービスの64歳運転手が死亡、負傷者は12人に増加し、生後1か月の乳児を含む家族が含まれた。ザポリージャでは住宅が損壊し子供1人を含む5人が負傷、リフネ州では企業が被害を受け2人が負傷、ヴィーンヌィツャでは停電と公共交通の停止、クリヴィー・リフでは工業企業への命中と火災、ハルィウンでは15日夕方の先行攻撃で15人(子供3人含む)が負傷した。リヴィウ州のブロディ地域でも防空がUAVを撃墜し、消防隊が出動した。
背景
報告されたハルィウンの死傷者は、主要な夜間攻撃に先立つ15日のロシアによる夕方攻撃の結果である。迎撃には航空部隊、対空ミサイル部隊、電子戦・無人システム部隊、およびウクライナ国防軍の機動火力グループが投入された。