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ウクライナ軍参謀本部:過去1日で260回の戦闘交戦、ポクロウシク方向が最も激しい

ウクライナ軍参謀本部は10月15日朝時点で、過去24時間に前線で260回の戦闘交戦が発生したと報告した。最も激しい戦闘はポクロウシク方向で35回。ロシア軍は1回のミサイル攻撃、85回の空爆(誘導航空爆弾278投下)、8224機の自爆型ドローンを使用した。別件のISW報告書では、3月以降ロシア軍の進攻速度が「低調」にとどまり、ウクライナが3月から9月の間に約300平方キロメートルを奪還したと分析されている。

要点

  • 過去24時間の戦闘交戦は260回
  • 最も激しい戦闘はポクロウシク方向で35回
  • ロシア軍は1回のミサイル攻撃、85回の空爆、誘導航空爆弾278投下、8224機の自爆ドローンを使用
  • 2625回の砲撃(うち15回はMLRSによる)
  • コスチャンティニウカ方向で22回、クピャンスク方向で18回の攻撃(前日はクピャンスク方向で攻撃なし)
  • ISWは3月以降ロシアの進攻速度が大幅に低下し「低調」な状態が続いていると評価
  • 3月から9月にかけて、ウクライナ軍は約300平方キロメートルを奪還(リマン方面での「ヴィヴァルディ」作戦で少なくとも147平方キロメートルを含む)

なぜ重要か

日々の参謀本部報告は、前線全体の戦闘強度、ロシア側の攻撃活動、そして圧力が集中している地域を把握するための基礎資料となる。ポクロウシクが引き続き最も激しい戦域であることから、ロシア軍の現在の主攻方向がここにあることが示される。前日に攻撃がなかったクピャンスク方向で活動が再開したことは、ロシア軍の作戦重点が移動している可能性を示唆する。ISWによる評価は、ドブロピッリヤ近郊での突破を主張するロシア側発表と矛盾し、クレムリンの情報戦の試みとして位置づけるものだ。

何が起きたか

ウクライナ軍参謀本部は10月15日朝の報告で、過去24時間に前線で260回の戦闘交戦が発生し、ポクロウシク方向に35回と最も多くの攻撃が集中したと発表した。コスチャンティニウカ方向では22回、クピャンスク方向では18回の攻撃があった(前日のクピャンスク方向では攻撃なし)。ロシア軍は1回のミサイル攻撃、85回の空爆で誘導航空爆弾278発を投下し、8224機の自爆型ドローンを使用した。ウクライナ軍は2625回の砲撃を受け、うち15回は多連装ロケットシステム(MLRS)によるものだった。

スームィ州ではベザリフカコレニョクトフストゥボーヴェソピチュラノヴェマルーシェロヒーズネクチェリフカヤストゥブシチュナノスクチュネバチウスクフリニフカヴォルフィネコザーチェシャルイィネなど15の集落が砲撃を受け、チェルニーヒウ州ではリーシキフシチィナが砲撃にさらされた。パルティザンスケとスホディルが空爆を受けた。ウクライナ国防軍の航空部隊やロケット・砲兵部隊は、ロシア軍の人員集積地とUAV発射拠点を攻撃した。

これとは別に、10月12日付の米戦争研究所(ISW)報告書は、3月以降ロシア軍の進攻速度が大幅に低下し「低調」な状態が続いていると評価した。3月から9月にかけてロシア軍は占領していたウクライナ領土の約300平方キロメートルを失ったとされ、リマン地域での「ヴィヴァルディ」作戦の一環として少なくとも147平方キロメートルが解放された。

ウクライナメディアの見方

ウクライナ側出典は日々の作戦状況を前面に出し、ミサイル・空爆・ドローン・砲兵によるロシア軍の活動を、複数の前線にわたって持続的な圧力の証拠として強調している。ポクロウシク、コスチャンティニウカ、クピャンスク、フリアイポレといった各方向での特定の集落に向けたロシア軍の進攻試みを列挙し、地上レベルでどこで攻撃が発生しているかを細部まで示している。同時にISWによる進攻速度低下と領土回復の評価を取り上げ、日次の激しい交戦回数にもかかわらずロシア軍の攻勢が衰えているという外部分析家の見解を補強している。

報道の食い違い

ロシア国防省はドブロピッリヤ近郊での進撃を主張し、ウクライナの防御が崩壊しつつあると描写している。これに対しISWはこれらを偽の主張であり認知戦を強化するための試みであると評価しており、ウクライナ軍参謀本部もポクロウシク方向での戦闘が続いていることを記録し、崩壊を示唆するような状況を描いていない。

背景

ISWの分析によれば、3月以降ロシア軍は時に占領する以上の領土を失うことがあり、3月から9月の間にウクライナが占領地から約300平方キロメートルを奪還したとされている。ウクライナ軍の「ヴィヴァルディ」作戦はリマン方面での前進に関連し、ISWが指摘する領土変化に寄与している。