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ロシア軍が夜間ドローンでジュトミル州を攻撃、鉄道・エネルギー施設など被害

10月12日の夜間、ロシア軍はドローンでジュトミル州を攻撃し、コロステン地区の鉄道およびエネルギーインフラ、ウクライナ鉄道(Uクルザリズニツィア)の施設、市民インフラ、住宅を損傷した。オヴルチ共同体でも被害が確認され、学校は休校を推奨された。朝の時点で死傷者の情報は入っていない。

要点

  • 10月12日深夜、ロシア軍がドローンでジュトミル州を攻撃
  • コロステン地区の鉄道・エネルギー施設、コロステンおよびオヴルチ両共同体の市民インフラと住宅が被害
  • ウクライナ鉄道(Uクルザリニツィア)の施設が損傷
  • コロステン市長モスカレンコ氏、ドローン直撃で燃料残さの燃焼が発生したと報告
  • オヴルチ共同体では10月12日の学校休校を推奨、2日連続の攻撃と市長が表明
  • 救助隊は再攻撃の脅威により消火活動を中断し安全場所に後退
  • 11日18時以降、ロシア軍はKh-59誘導航空ミサイル1発と121機の攻撃ドローンでウクライナを攻撃、防空部隊が89機を撃墜
  • 朝時点で死傷者の情報なし

なぜ重要か

鉄道インフラへの被害は旅客・貨物輸送に影響を及ぼす可能性があり、エネルギーインフラへの攻撃はウクライナの電力網への累積的な打撃となる。今回の攻撃は、121機の攻撃ドローンと1発のKh-59ミサイルからなるウクライナ全土を標的とした大規模な夜間襲撃の一環であり、89機のドローンが撃墜されたと報告されている。

何が起きたか

10月12日の夜間、ロシア軍はドローンでジュトミル州を攻撃した。攻撃は州北部のコロステン地区を主標的とし、Uクルザリズニツィアの施設を含む鉄道インフラとエネルギーインフラを損傷した。コロステン市長ヴォロディミル・モスカレンコ氏によれば、ドローンの直撃で鉄道インフラ施設の一つで燃料残さの燃焼が発生した。10月12日昼間にもコロステン地区の運輸インフラ施設がドローンで攻撃され、2か所で火災が発生した。火災は救助隊により鎮火されたが、再攻撃の脅威により国家非常事態庁(DSNS/SES)の職員は消火作業中に複数回安全な場所に後退せざるを得なかった。被害はコロステン共同体とオヴルチ共同体にまたがり、ウクライナ鉄道施設、市民インフラ、住宅が損傷した。10月12日朝の時点で、死傷者に関する情報は報告されていない。ジュトミル州軍事行政府責任者のヴィタリィ・ブネチコ氏が攻撃について報告した。

ウクライナメディアの見方

提供された情報源はすべてウクライナ語・ウクライナ拠点のもので、攻撃を一様にロシア軍および一部の見出しでは「占領者」に直接帰責している。報道はUクルザリズニツィア施設、エネルギーインフラ、住宅への被害、国家非常事態庁救助隊の活動、オヴルチでの学校休校推奨といった地域的影響を中心に展開されている。主要情報源として、ジュトミル州軍事行政府責任者のヴィタリィ・ブネチコ氏、コロステン市長ヴォロディミル・モスカレンコ氏、オヴルチ市長イヴァン・コルード氏が繰り返し引用されている。

報道の食い違い

情報源の間で、鉄道インフラへの攻撃がコロステン地区のみにとどまったのか、オヴルチ共同体にも及んだのかについて見解が分かれている。複数の報道機関は鉄道攻撃の対象をコロステン地区のみとしているが、別の1件はオヴルチ共同体の鉄道・エネルギーインフラも攻撃対象になったと伝えている。

背景

オヴルチ市長は、オヴルチ共同体は2日連続でロシアの攻撃を受けているとしていた。オヴルチ市当局は10月12日の学校休校を推奨した。コロステン市長は、10月11日夜のドローン直撃で鉄道インフラ施設の敷地内で燃料残さが燃焼したと報告していた。またコロステン市長によれば、10月11日の爆発波によりコロステンで10棟の住宅とUクルザリズニツィアの機器が損傷していた。ウクライナ空軍発表として引用された数値によれば、より広範な夜間攻撃は121機の攻撃UAVと1発のKh-59誘導航空ミサイルで構成され、89機のドローンが防空により無力化され、15か所で着弾、4か所で撃墜されたドローンの残骸落下があった。