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ウクライナ空軍、F-16の戦果を公表:3,150以上の空中目標を撃墜とリージョンマーチン社が協議

ウクライナ空軍のアナトリイ・クリヴォノジコ司令官は、F-16パイロットが3,150以上の空中目標を撃墜し、650以上の地上目標を空爆したと発表した。発表した数字には666発の巡航ミサイルと約2,500機の各種UAVが含まれる。一方、クリヴォノジコ率いる代表団はロッキード・マーチンと会談し、F-16機の能力向上と新型F-16 Block 70/70/72への移行を検討した。

要点

  • ウクライナ空軍司令官アナトリイ・クリヴォノジコ中将:F-16パイロットが3,150以上の空中目標を撃墜
  • 撃墜内訳:巡航ミサイル666発、各種UAV約2,500機
  • F-16パイロットは敵の地上目標を650件以上で空爆
  • パイロットは弾薬量が限られた状態でF-16を運用
  • クリヴォノジコ率いる空軍代表団がロッキード・マーチンと会談
  • ロッキード側F-16能力開発責任者のコナー・マクガイアー氏がウクライナのパイロットと地上要員の運用を評価
  • F-16機の新型改修(Block 70/72)への移行を協議

なぜ重要か

西側諸国が供与したF-16のウクライナによる実戦での累積的な戦果が初めて公式数値として明らかにされた。ロシアの巡航ミサイルやドローンに対する防空の一翼を担っている実態を示すとともに、空軍が弾薬制約の中で運用している現状も浮き彫りにした。さらに、ロッキード・マーチンとの直接協議は能力拡張と新型機への移行に関する将来的な協力の可能性を示している。

何が起きたか

ウクライナ空軍のアナトリイ・クリヴォノジコ司令官は、F-16パイロットが就役以降に3,150以上の空中目標を撃墜したと発表した。このうち666発が巡航ミサイル、約2,500機が各種UAVとなっている。また地上目標を650件以上で空爆したとされる。司令官は同時に、ウクライナのパイロットが弾薬供給が制限された状態でF-16を運用していることを認めた。

並行して、クリヴォノジコが率いる空軍代表団はアメリカの防衛大手ロッキード・マーチンの代表者と会談した。F-16の能力開発を担当するコナー・マクガイアー氏はウクライナのパイロットと地上要員のF-16の運用と戦闘使用を高く評価し、同社が既存のF-16プラットフォームの能力拡大を支援する意向を表明。両者は空軍機を新型改修、特にF-16 Block 70/72に移行させる可能性についても協議した。

これら発表の背景には、9月28日の夜にロシアが1発の対艦シンダー/オニキスミサイル、2発のイスカンデルM/S-400弾道ミサイル、106機のドローンでウクライナを攻撃した事案があり、巡行ミサイルや無人機を用いた継続的な脅威の中でF-16が防空任務に投入されている実態が示されている。

ウクライナメディアの見方

すべての情報源がウクライナ系であり、いずれもF-16の戦果数値を空軍司令官の公式声明として一貫して報じている。ウクライナの報道では、ロッキード・マーチンとの会談と新型F-16改修への移行可能性が、パートナーシップの深化を示すものとして強調されている。弾薬の制約については、ウクライナのパイロットが課された制限の中で任務を遂行している状況として描かれ、追加的政策論評は付されていない。

報道の食い違い

ロックウェル・マーチン側担当者の氏名の綴りにばらつきがあり、一部の事実情報では「Conor McGuire」、別の出典では「Conor McGuyer」と表記されている。

背景

9月28日夜のロシアによるウクライナ攻撃では、対艦シンダー/オニキスミサイル1発、イスカンデルM/S-400弾道ミサイル2発、ドローン106機が使用され、ウクライナ防空部隊によって無力化された。この種の攻撃の実績が、F-16が対処している脅威の典型例として参照されている。またF-16 Block 70/72は、Fighting Falconのより新しい改修型として、ウクライナにとって将来機の有力候補として協議の対象となっている。