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ロシアのシズランとサラトフの精油所がウクライナ無人機攻撃で停止

ロイター通信が業界筋3社の情報として伝えたところによると、ロシアのシズラン精油所とサラトフ精油所がウクライナのドローン攻撃を受けて原油精製を停止した。シズラン精油所は9月15日、サラトフ精油所は9月11日にそれぞれ操業を停止。被災した装置の修理には1か月以上かかる可能性があり、ロシア国内市場での燃料不足がさらに深刻化する恐れがある。

要点

  • シズラン精油所は2026年9月15日に操業を停止した
  • サラトフ精油所は2026年9月11日に再び精製を停止した
  • シズラン精油所の主要装置CDU-6(日量1万7100トン)が損傷し、同所の精製能力の約71%を占める
  • CDU-6の修理には少なくとも1か月かかる見込み
  • サラトフ精油所は8月2日のドローン攻撃後にも数週間操業を停止していた
  • ロシアは供給混乱を受けてガソリン・ディーゼル・航空燃料の輸出をすでに制限している

なぜ重要か

シズラン精油所の処理能力の約71%を支えるCDU-6が損傷したことで、複数週間にわたる操業停止は同プラントの生産量の大部分を消失させる。さらに、ウクライナによるロシアの製油インフラへの一連のドローン攻撃に今回の停止が加わることで、ロシア国内市場における燃料不足が一段と悪化する可能性がある。ロシアはすでにガソリン、ディーゼル、ジェット燃料の輸出を制限しており、供給逼迫が進行している。

何が起きたか

ロイター通信が業界筋3社を引用して報じたところによると、ロシアのシズラン精油所とサラトフ精油所がウクライナのドローン攻撃を受けて原油精製を停止した。シズラン精油所は9月15日に操業を停止し、サラトフ精油所は9月11日に精製を停止した。シズラン精油所への攻撃では複数の施設が損傷し、日量1万7100トンの能力を持つ主要装置である CDU-6が被害を受けた。CDU-6は同精油所の精製能力の約71%を占め、修理には少なくとも1か月かかる見通し。もう一つの装置CDU-5(日量7100トン、同所能力の29%)は7月のドローン攻撃による修理中であった。サラトフ精油所は8月2日のドローン攻撃後にも数週間操業を停止しており、9月8日にも設備損傷と火災で停止し、10〜11日の再開に向けていたところだった。報道によれば、ロイターはロシフネフチ(ロスネフチ)にコメントを求めたが回答は得られなかった。

ウクライナメディアの見方

ウクライナの報道は、情報をロイター通信の独自取材として直接位置づけ、業界筋を引用する同通信を信頼できる典拠として前面に出している。これにより、ウクライナのドローン攻撃がロシアの製油インフラに与えた影響が確立されたニュースとして提示されている。

背景

シズラン精油所のCDU-5は、7月のドローン攻撃後すでに修理中で、今回の最新の攻撃による影響をさらに悪化させていた。サラトフ精油所もまた、9月8日に設備損傷と火災により操業を停止し、再開を準備していた段階で、さらにその前は8月2日のドローン攻撃を受けて数週間操業を停止していた。CDU-6の公称能力は日量約1万7100トンである。