ウクライナ、大規模ドローン攻撃でモスクワとバラコボを攻撃——モスクワの4空港が一時運休
10月13日夜から14日にかけて、ウクライナはモスクワへ向かう約493機のドローンを発射し、市内の4つの空港が一時的に運休した。ロシアのサラトフ州バラコボでは、スベルバンクのデータセンターやエネルギー施設が被害を受けたと報じられた。
要点
- モスクワ市長セルゲイ・ソビャニン氏によると、10月13日夜からモスクワに向かっていたドローンは約493機だった
- ソビャニン氏によれば、そのうち180機がモスクワへの接近中に撃墜された
- シェレメーチエヴォ、ドモジェドヴォ、ヴヌーコヴォ、ジュコーフスキーの4空港がドローンの脅威により一時運休した
- ヴヌーコヴォ空港は8時間以上運航停止し、搭乗していた全旅客が降機した
- 10月14日の夜、サラトフ州バラコボ市にもドローンが集中攻撃し、複数の区で火災が発生した
- OSINTアナリストExilenova+によると、バラコボではスベルバンクのデータセンターやエネルギー施設が攻撃された
- 衛星画像でバラコボのデータ処理センター付近の火災が記録されている
- バラコボの被害規模や状況に関する情報は、ロシアの公式発表ではなく、TelegramチャンネルAstraとOSINTアナリストExilenova+に依拠している
なぜ重要か
この攻撃は、ウクライナの長距離ドローンによる攻撃能力のエスカレーションを示すものとみられている。ロシアの首都圏で4つの主要空港が同時に運休に追い込まれたほか、地方都市バラコボでも重要インフラが標的となり、軍事・民生双方のロシア本土への圧力が拡大している。
何が起きたか
10月13日夜から14日にかけて、ウクライナ軍と推定される大規模なドローン攻撃がモスクワとサラトフ州のバラコボを同時に襲った。モスクワ市長セルゲイ・ソビャニン氏によれば、10月13日夜以降、約493機のドローンがモスクワに向かって飛来し、うち180機が市への接近中に撃墜された。ドローンの脅威により、シェレメーチエヴォ、ドモジェドヴォ、ヴヌーコヴォ、ジュコーフスキーというモスクワの4空港が一時的に運航を見合わせた。中でもヴヌーコヴォ空港は8時間以上運航が停止し、搭乗していた全旅客が機内から降ろされた。
一方、10月14日の深夜には、サラトフ州のバラコボ市にもドローンが集中攻撃を加えた。OSINT(公開情報分析)アナリストのExilenova+によれば、スベルバンクのデータセンターやエネルギー施設が攻撃され、複数の区で火災が発生した。地元住民からは数十回の爆発音が報告されているほか、衛星画像でもバラコボのデータ処理センター付近の火災が確認された。
背景
バラコボにおける被害の規模や被害状況に関する情報は、ロシア政府からの公式発表ではなく、Telegramチャンネル「Astra」とOSINTアナリストのExilenova+によるものに基づいている。