ウクライナ軍、クリミア・サキ飛行場で露Su-24爆撃機を撃破と発表
ウクライナ国防軍は2026年9月16日夜、一時占領下のクリミアにあるサキ飛行場を攻撃し、ロシア軍のSu-24爆撃機1機を撃破したと発表した。損傷の程度については確認中としている。ウクライナ軍参謀本部はFacebookで、ドネツク、ルハンスク、ザポリッジャ各州を含む複数の占領地域でも、ウクライナ軍の無人機保管・発射施設、制御拠点、弾薬庫、燃料貯蔵基地、偵察拠点を同時に攻撃したと報告した。
要点
- サキ飛行場でのSu-24爆撃機への命中を9月15日と16日夜に確認、損傷の程度は確認中
- ドネツク州でロシア軍による打撃用無人機の保管・準備・発射施設を攻撃
- スタロムルニフカとポクロフスク(ドネツク州)、ポクロフスケ(ザポリッジャ州)で無人機制御拠点を攻撃
- ドヴジャンシク(ルハンスク州)でロシア軍の弾薬庫を攻撃
- ルヴェンキ(ルハンスク州)、ベルジャンスク(ザポリッジャ州)で燃料・潤滑油貯蔵基地を攻撃
- スヴォロヴェとルイソヴェ(一時占領下のクリミア)でロシア軍「Grenader」技術偵察拠点を攻撃
- 報告はウクライナ軍参謀本部がFacebookで発表
- 7月にSBUのドローンがサキ飛行場を2回攻撃し、Su-30SM、Su-30、Su-24を含む7機の露軍機を損壊
- 今回の攻撃の1週間以上前にもクリミアで別のSu-24が被弾
なぜ重要か
Su-24はウクライナに対する露軍の最前線で使用される戦闘爆撃機であり、占領下のクリミア奥深くでこれを被弾させたことは、ウクライナ軍が引き続き深部打撃能力を持つことを示している。今回の夜間攻撃は単一の爆撃機への攻撃にとどまらず、ドローンの発射・制御拠点、弾薬庫、燃料貯蔵基地、偵察拠点など複数の目標を同時に打撃しており、ウクライナ軍が多軸的な夜間作戦を実施できる能力を持つことが示された。サキ飛行場への繰り返しの攻撃(1週間以上前のSu-24被弾、7月のSBUドローン攻撃で7機損壊)は、クリミアにおけるロシア戦術航空機の戦力を継続的に消耗させる取り組みの一環となっている。
何が起きたか
ウクライナ国防軍は2026年9月15日および16日夜、一時占領下のクリミアにあるサキ飛行場を攻撃し、ロシア空軍のSu-24戦闘爆撃機1機を撃破したと発表した。Su-24の損傷の程度は確認中とされている。同時に、ウクライナ軍は占領下のドネツク、ルハンスク、ザポリッジャ各州においても一連の攻撃を実施した。ドネツク地域では、ロシア軍が打撃用無人機を保管・準備・発射するために使用していた施設が攻撃を受けた。ドネツク州のスタロムルニフカとポクロフスク、およびザポリッジャ州のポクロフスケでは、無人機の制御拠点が攻撃された。ルハンスク州のドヴジャンシクではロシア軍の弾薬庫が、ベルジャンスクとルヴェンキでは燃料・潤滑油の貯蔵基地がそれぞれ攻撃を受けた。さらに、一時占領下のクリミアにあるスヴォロヴェとルイソヴェでは、ロシア軍の「Grenader」技術偵察拠点が攻撃された。これらすべての情報は、ウクライナ軍参謀本部がFacebookを通じて公開したものである。
ウクライナメディアの見方
提供された情報源はすべてウクライナ国内(U)のウクライナ語メディアであり、ウクライナ軍参謀本部を一貫して攻撃情報の出典として引用している。報道は「国防軍」「ウクライナ軍参謀本部」といったウクライナの主体を中心に据え、特定のロシア軍資産(Su-24、無人機発射拠点、制御拠点、弾薬・燃料庫、偵察拠点)に対する確認されたウクライナの作戦成果として位置づけている。多くの報道はサキ飛行場への攻撃をドネツク、ルハンスク、ザポリッジャ州にまたがる広範な標的と並列させ、夜間作戦が複数の方向にわたる多軸的なものであったことを強調している。
背景
7月、ウクライナ保安庁(SBU)のドローンがサキ飛行場を2回攻撃し、2回目の攻撃でSu-30SM戦闘機、Su-30戦闘機、Su-24爆撃機を含むロシア軍の戦術航空機7機を損壊させた。Defense Expressの分析者は、この飛行場において新設のコンクリート製掩体がロシア機を守れなかった理由を検証している。今回の9月16日の攻撃の1週間以上前にも、クリミア半島で別のSu-24機が被弾している。