ザポリージャの住宅街にロシアのドローン攻撃、2人死亡
9月11日から12日にかけての夜、ロシア軍がザポリージャの私設住宅街をドローンで攻撃し、家屋1棟を全壊させた。住民2人が死亡し、別の女性1人が負傷した。ザポリージャ州防衛評議会のイヴァン・フェドロフ共同代表がテレグラムで情報を公開し、攻撃中に同市にはドローン警戒の赤色警報が発令されていたと伝えた。
要点
- 9月12日夜、ロシア軍がドローンでザポリージャの住宅街を攻撃
- 家屋1棟が全壊、20棟以上が損壊
- 現場で火災が発生
- 倒壊家屋のがれきから2人が救出
- 死亡したのは64歳の女性と37歳の男性の2人
- 59歳の女性1人が負傷
- ザポリージャ州にはドローン警戒の赤色警報が発令され、攻撃は通報時点も継続中
なぜ重要か
民間人の住宅地区を直接狙ったこの攻撃は、ロシアのドローンによるウクライナ市民への脅威が依然として続いていることを改めて示した。当日の州全体への爆撃では、消防・救助施設も被害を受けており、緊急対応インフラへの攻撃という側面も持つ。フェドロフ氏によれば、24時間で45の居住地域に1,001回の攻撃があり、同州における激しい爆撃の継続を裏付けている。
何が起きたか
9月12日の未明、ロシア軍のドローンがザポリージャの私設住宅街を直撃し、住宅1棟が完全に破壊された。現場で火災が発生し、救助隊が倒壊したがれきから2人を引き出したが、2人とも死亡が確認された。死亡したのは64歳の女性と37歳の男性のほか、59歳の女性1人が負傷した。市ではドローン警戒の赤色空襲警報が発令され、攻撃はフェドロフ氏による通報の時点でも続いていた。同日の州全体では、ロシア軍が45の居住地域に1,001回の攻撃を行い、インフラ・住宅・車両・農業施設などに関する226件の被害報告が寄せられたとフェドロフ氏は報告している。ザポリージャ州内のどこかでは消防・救援部隊の建物が航空爆弾による攻撃を受けたが、隊員は避難壕にいたため犠牲者はいなかった。
ウクライナメディアの見方
ウクライナ側報道は攻撃を一貫してロシア軍によるもので、打撃ドローンが使用されたと断定している。犠牲となった市民の年齢と性別を明示し、フェドロフ氏を防衛評議会・州軍事行政当局の信頼される情報源として前面に押し出した。赤色空襲警報や州全体での爆撃パターンといった運用詳細も含め、自国防衛当局の公式声明を中心とした報道となっている。
報道の食い違い
出典先の報じ方には時間差がある。初期の報道では死者は1人とされていたが、防衛評議会長のその後の更新で死者は2人に増やされ、ザポリージャ市・ザポリージャ地区・ポロヒ地区全体では死者が2人、負傷者が11人に上るとされた。
背景
ロシア軍は通常、巡航ミサイルやドローン、航空誘導爆弾(KAB)、多連装ロケットシステム(MLRS)を用いてウクライナ各都市を継続的に攻撃している。ロシア指導部は、自軍がウクライナ国内の民間インフラを意図的に標的にしているという主張を拒否している。フェドロフ氏の報告によれば、直近24時間でザポリージャ州内の45の居住地域に1,001回の攻撃が行われ、インフラ・住宅・車両・農業用建物などに関する226件の被害届が寄せられている。